夢を認めて追いかけることの難しさ

こんにちは〜!すぬです☺️今日はこのお題についてグチグチと話させてください笑

皆さんは密かな夢とか憧れってありますか?私はあります笑 こんな平凡でその夢に特に近づいているわけでもない私が、大きな夢とか語るのってなんか恥ずかしくて実は旦那にしか言ったことがないです。旦那に話したのもつい最近のことです。夢って大体大きいじゃないですか、そして実現できるか分からないから夢なんですよね。そんなこと皆わかっているのに、人に話すのって恥ずかしいですよね。だから、皆そもそも夢があることを自覚しないようにしている人もいたり、密かにあっても自分の中で認めないようにしていることが多い気がするんですよね。

私もそうでした。でも人生好きなように生きると決めたからには、自分の密かな夢・憧れに目を瞑るわけにはいかないと思ったのであえてここで言わせて頂きたいと思います。

私は作業療法士として総合病院で主に身体機能回復のためのリハビリ業務をしていますが、本当は精神科の作業療法に興味があります。ただ、学生時代に精神科病院の作業療法実習を経て思ったことがあります。精神科作業療法についてはまだまだ未発達だということです。体系化も不十分だし、患者さんの回復に用いる「作業」自体の効果、エビデンスもまだまだという状態でした。なので世間的にもしっかりと認知されておらず、作業療法で精神科というイメージもまだまだだと思っています。しかし、私自身はメンタルに対する「作業」の効果を身を持って感じている1人であり、その効果をしっかりと示すことが出来たらなぁと思っています。また世間的にも、理学療法士に似ているリハビリ職種ではなく、作業療法ならではの専門性をより確立できるのが精神科作業療法の分野ではないかと思うのです。

なので、それを確立することと、教科書や本にすること、そんなことをやってみたいなと思っています。お恥ずかしいですが、密かに大学時代から考えていたことです。

ではなぜそんな私が精神科病院ではなく、総合病院へ行ったか。それはいくつか理由があります。

・その時の私は自分の好きなことを大切にして生きるというよりは世間体や給与、福利厚生が一番大事だと思っていた。

→なので公務員であり給与もそこそこ、休みも土日祝休みで有休もとりやすい、そして家から車で通える今の病院にした。

・精神科病院の実習地の指導者から「身体もみれる精神科作業療法士になったほうがいい、精神科病院に最初に来ると、そのあと身体領域の作業療法士に変わることはかなりハードルが高い」と言われたことから、始めはつぶしがきく総合病院で勤めるのが無難だと思った。

・総合病院で勤めていれば、その中でそのうち興味がある分野が生まれるだろうと思っていた。

→自分は比較的何にでも対応出来る人間だと思っていた。しかし就職してから違うと気づいたが…

この3つが主でした。なので就職先選びには大して悩みませんでしたし、新卒採用で所詮3倍の倍率でしたのですんなりと内定が決まりました。ここまでは人生イージーモード、と思うじゃないですか。でも、違いました。はじめの記事でも書いたんですけど、職場の雰囲気に未だに馴染めないですし、現在の病院で深く専門性を極めたい分野も見つかりませんでした。一時は、自分に与えられた分野を極めるために資格取得など積極的に行っていた時期もありましたが、その時、コロナ禍でして資格取得のための研修なども開催されなくなったり中止されたりで、私のキャリアアップ計画はとても中途半端に終わりました。今思うと、そこまで縁がなかったのではないかと思います。今になってその分野をもう一回深めるぞ!という気分にはあまりなれないので、そこまで興味もなかったんだと思います。むしろ、現在の病院で勤めれば勤めるほど、なんか違うという感覚があり、学生時代に気になっていた精神科病院で学びたいという気持ちが強くなっていくのを感じていました。

そんなころ、私は人生見直し期に入り、ひたすらいろんな啓発本を読んでいましたが、どの本も「やりたいことを仕事にする」ことをオススメしていました。人生の幸せに関する本、どん底だった人生がとても上手くいくようになったという実体験を交えた本、お金持ちになるための本、どれも共通して「やりたいことをやれ」と言っていました。

私は万が一、今の職場から精神科病院に転職すると、間違いなく給与や福利厚生の面は下がることになると思いましたので躊躇う部分もあったのですが、お金の本でさえ「やりたい仕事をする」ことを推奨しているのですから、もういくしかないと思いました。本では、転職にあたって万が一目先の給料が減るとしても、やりたいことをやっていた方がもちろん仕事が楽しくなるため幸福度が上がるし、モチベーションが上がってキャリアアップしたり、最終的には大きな年収アップに繋がる可能性も高いのだとか。

それに、自分の好きなように生きると決めてからは、このやりたくない仕事をやっている時間というのは本当に惰性でしかなくて毎日がよりつまらなく感じてしまうんです。

ただ、じゃあ夢をまっすぐ追いかけようと決めたところで様々な壁が私を邪魔してきます笑

・成功するか分からないのに安定を手放してあらゆるリスクを背負うのか

・新しい環境に変わることはとても大変なことだがその勇気はあるか

・ライフプランとの兼ね合い 結婚、出産、育児と仕事との両立

それでも私は頑張ってみたい、今はそう思っています。人生何事もチャレンジだ!そう自分を奮い立たせるように何度も言い聞かせています笑

主にこんな感じで。いろいろと考えるうちに、「もう何も考えずに惰性で今の仕事続けてたほうがいいんじゃないか」と何度思ったことか。「夢なんて始めから無かったんだ」そう思ったほうが何百倍も楽だということに気づきました。なので夢をちゃんと夢として自覚して追いかける選択をすることって、実はめちゃくちゃ難しいことなんだと気づいたんです。

しかし、夢を追いかけると決めてからもまだまだハードルは高かったんです。次回に続きます。

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